ISI Days

3ヶ月のリモートワークと私

外出自粛が呼びかけられる中、ISIも4月より在宅勤務となりました。
今回は、初めて在宅で勤務した私が感じたことをメリット、デメリットでまとめご紹介します。

メリット

移動時間の短縮

一番顕著に表れた点が移動時間の短縮です。
大阪オフィスのある本町駅に向かうまでの電車は人が多く、時間のロスだけでなく、精神的にも疲弊します。朝起きたばかりの脳みそは1日の中で1番フレッシュな状態にも関わらず、最良のコンディションの時に満員電車で体力を奪われ、会社に着いたら疲れきってしまいます。
今は業務開始のの数時間前に起きてフレッシュな状態で仕事にとりかかれるので、最良のコンディションで始められます。

ゆとりと健康的な生活の実現

在宅勤務であれば、業務終了後すぐお風呂に入ったり、晩御飯を作ったりと、これまでは難しかった時間の使い方が可能になります。
プライベートで使える時間が増えれば、心身ともに健康を維持し、ベストな状態で仕事に取り組むことができています。実際、自炊や睡眠時間は増えました。短時間の私用と業務の両立ができるのは利点です。

悪天候、災害時の事業継続

台風や大雪といった悪天候で足止めされ、お昼ごろに会社に着いたという経験があります。
リモートワークのための体制作りができていれば、必要に応じて在宅作業に切り替えることで、自身の安全を優先しながら、業務への影響をおさえることができます。
リモートワークを実施するために、クラウド上で重要な情報も管理されているため、洪水や地震等の自然災害時にも被害を最小限に抑えることができます。

デメリット

業務環境のコスト

リモートワークになり最初に困ったのは、業務を行う上で発生する細かな費用が自己負担になることです。
例えば自宅で作業をする場合、一日の大半を家で過ごしますので光熱費が上がります。一人暮らしなので、ワークスペースの確保やモニターやデスク等を用意するのは大変でした。オフィスで当たり前に使っていた費用のほとんどが、自己負担になるのは、普段のありがたさを感じました。

気持ちの切り替え

通勤時間が0になることでメリットのようにも感じますが、通勤時間は必要悪とも考えます。
通勤時間に音楽を聴きながら読書をするなど、通勤時のルーティンによって、仕事をするという気持ちに切り替えることができました。また、自宅なので仕事と家事の合間がなくなり、切り替えが難しく、モチベーションの低下にもなりました。
そこで私は、気持ちの切り替えを2つのことで補いました。
1つ目は、スマホのアラーム機能を使って毎日同じ時間に鳴らすようにすることです。
一時間おきに設定し、「集中力切れてるぞ!」と警告することにしています。
2つ目は、いっそ休む。
お昼の休憩を短縮し、一息つく時間を分散させることでモチベーションを保っています。

社内コミュニケーションに不安を感じる

対面によるコミュニケーションが減る分、生産性の低下を懸念していました。
社内コミュニケーションがなくなることで、社員同士のつながりが薄くなってしまうと思いましたが、ISIでは、頻繁にSlackを使用しPJや部門、リモート飲みしたいメンバーなどの単位でチャンネルを作成し会話をしています。画面共有や電話等でも気軽に繋がることが可能なので、それほどデメリットには感じませんでした。
アイデア出しや、クリエイティブな作業はやはり対面がいいとは思ったので、今後は、リモートワークと対面による作業との使い分けが必要と感じます。

まとめ

インターネットが普及し、会議を行うためのツールも用意されているのだからリモートワークを行うこと自体は今までも可能でした。しかし、会社へ出勤するという習慣を変えることは、何か大きなきっかけがなければなかなか踏み出せないとこであったと思います。

今回ブログを書くにあたり、同内容でもメリットに感じる点もあればデメリットに感じる点もあるので、当たり前ですが考え方は人それぞれだなと、思いました。
コロナが収縮し、日常に戻ったときに働く手段のひとつにリモートワークが増え、会社として働きやすいと社員みんなが思えるように、働き方改革、作業効率などの見直しができるよい期間だったと考えます。

まだリモートワークは続くと思いますので、そろそろ座椅子作業は卒業したいなと思う今日この頃です…。笑

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