ERPの導入に向けた課題解決やビジネスに役立つ情報をブログで発信しています。
こんにちは。マーケティング担当の会見です。
B2Bの商売をしている企業は、今までは”いい物を作れば売れる”というような製品ありきの商売で売上をあげることが出来ていましたが、昨今はそれだけではモノが売れない時代になってきました。
そんな中でも着実に成長しているB2B企業に共通して言えることは、自社のブランディングがしっかりとできているということです。システム担当者が売上に最も貢献できる部分でもあると言えます。特に中小企業では、自社のウェブサイトを持っていないところもまだまだ多いですが、最近では様々なCMSが普及し、コストをほとんどかけずに運営することもできるようになっているため、他人事として捉えることができない状況になってきています。
そこで今回は、B2Bの製造業の中から、工夫がされているウェブサイトをご紹介いたします。
自社のウェブサイトに取り入れられる工夫も多いのではないでしょうか?
トップページにアニメーションスライドを上手く活用しており、見ていて飽きない工夫があります。特に、2つ目のスライドでは、企業活動の工程ごとにスライドのイメージが表示され、工程をクリックすることで切り替えることも可能です。
企業活動の工程は事業案内のページでもイメージカラーが統一されているため、ここにも見ていて楽しい工夫があります。(トップページのスライドのプログレスバーの色も、各工程のイメージカラーになっているのに気付かれましたか?)工程が明確化されているため、安心して任せることができそうな印象が持てます。
本ページ自体はレスポンシブに対応しているわけではありませんが、モバイル用に別ページ(http://www.mrdnet.co.jp/sp/)が用意されているため、モバイルフレンドリーなウェブページといえます。
目につくのは、ウェブページの至る所に現れる”ねじ”のデザインです!
本当に自社の製品に自信・愛情をもって取り組まれているのがよく伝わってきます。
生産工程・品質保証が明確で安心して仕事をお任せできそうです。
スクロールした際に、背景が固定されコンテンツのみが動いていくデザインは、流行のデザインです。また、企業ロゴにあわせて、ウェブページも緑と赤でカラーが統一されているので、とてもまとまりがあり、見やすくなっています。
レスポンシブデザインに対応しており、モバイルからも非常に見やすく作られています。
メニュー上部にカタログダウンロードや取扱説明書のボタンがあり、気になればすぐに見ることができるようになっています。これは製品の詳細な情報が欲しい人にとっては、ユーザビリティが優れていると言えます。
トップページの製品情報の部分は一枚の画像に見えますが、製品それぞれで分かれており、製品ページに遷移することができます。また、製品一つ一つの情報がとても細かく、本当に必要な製品かどうかをウェブページ上で判断することができます。
トップページにはメニューがありませんが、その分、【商品紹介】【富士化学産業の「今」と「ミライ」】が目立っており、企業側が見てほしいページがどこなのかが明確に伝わります。
商品紹介のページでは、事例・用途・目的から探すというようにユーザが何に困っているのかに焦点をあてて、商品探しが出来るところがとても良いです。
各商品のページもかなり詳細な内容を見ることができ、カタログにはさらにどんな内容が載っているのだろうと期待してしまいます!
メニューが横に設置してあるデザインになります。
最近のウェブページは上部にメニューがあることが多いですが、横長のディスプレイが増えている中で多くの情報を1画面で伝えるために、横にメニューが設置してあることはとても合理的です。
製品情報のページでは、イラストを用いて、実際にどこにどんな部品が遣われているのかが丁寧に記載されているので、とてもわかりやすいです。