SLIM端末認証機能で施設外からも安心アクセス!

クラウドが普及しインターネット経由で様々なサービスを受けられるようになったこの時代、個人的なSaaS利用だけでなく、企業がSaaSを利用するケースが増えています。
(※SaaSについての記事はこちら

SLIMも、インターネット経由で会員管理サービスを提供するSaaSです。

SLIMはインターネット経由で利用できるサービスのため、従来の会員管理システムのように、施設内にあるパソコンからのみアクセスを受け付けるという形式ではありません。施設外のパソコンやタブレット等(以下、端末)からアクセスすることが可能です。

これはつまり、施設スタッフが私物の端末を使ってSLIMにアクセスすることが可能だということです。今回は、この私物の端末を利用することによるメリット・デメリットやSLIMのセキュリティについてご紹介します。

便利だけど注意が必要なBYODって?

企業などで従業員が私物の端末を業務に利用することを、BYOD【Bring Your Own Device】と言います。この【Bring Your Own Device】は、パーティなどに自分の飲みたい飲み物を持参するBYOB【Bring Your Own Booze/Bottle】という英語圏の言い回しをもじったものだと言われています(同様の意味で【Bring Your Own Drink】の言い回しから生まれたという説もあるようです)。

BYOBは自分の好みや予算に合った飲み物を選べるというメリットがあり、同様にBYODでは私物の端末を利用できるため、「普段から使い慣れている」「業務用と私物の複数端末を持ち歩かなくて済む」「空いた時間で仕事や事務作業ができる」といった満足度向上や作業効率向上のメリットがあります。

しかし企業側は、BYODのデメリットについても把握した上でBYODを許可する必要があります。
BYODの多くはタブレットやスマートフォンといったスマートデバイスの利用です。
スマートデバイスのウイルス感染や情報漏洩を防ぐセキュリティ対策はパソコンのように十分に行われていない可能性があります。個人所有の端末にセキュリティ対策アプリを入れている人はまだまだ少ないです。またスマートデバイスはパソコンと比べて持ち歩く頻度が圧倒的に高いため、紛失や盗難の危険性も高まります。

SLIMは冒頭で述べた通り、インターネット経由で利用できるSaaSであり、個人所有の端末からのアクセスも可能です。ただしセキュリティ対策として端末認証機能を装備しています。端末認証機能とは、施設より許可された端末でなければSLIMにログインできないようにする機能です。これにより、例えばアルバイトやパートスタッフが自宅のパソコンから会員情報を閲覧、編集するといった処理ができなくなります。業務外での会員情報へのアクセスを遮断することが可能になるのです。逆に施設から許可されている端末であれば、インターネット経由でどこからでもSLIMにアクセス可能なため、例えば出張の多い社長や支配人など管理職の方が、施設外から会員情報や統計資料を閲覧するといった利用が可能です。もちろん端末のセキュリティ対策をしっかり行った上での利用をお勧めします。

クラウドが普及したこの時代だからこそ、しっかりとしたセキュリティ対策の上でSLIMをぜひ有効活用してください。
SLIMにご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。