米Microsoftより、2014年9月30日(現地時間)に次期OSとしてWindows 10が発表されました。2012年10月30日に発売開始されたWindows 8やWindows 8.1のシェアがまだ低い中、さらに次のOSの登場です。
Windows 8はタッチ操作に重点を置いたタイル形式のスタート画面や、デスクトップのスタートボタン及びスタートメニューの廃止などWindows 7以前のOSと大きく操作性が変わりました。
Windows 8.1ではスタートボタンが復活しましたが、Windows 7以前のスタートボタンとは異なりスタートメニューによるプログラムの選択、起動ができません。
そのため慣れ親しんだ操作性からの変化を敬遠するユーザーが多く、Windows 8、Windows 8.1のシェアが低い要因となっているようです。
新しく発表されたWindows 10は、スタートボタンからの各種プログラム起動やシャットダウン機能などWindows 7以前の機能を復刻し、さらにWindows 8から搭載されたタイルをスタートメニューに表示、タブレットとしての利用を想定したクラウドにデータを格納しどこからでもアクセスできる機能など、使い慣れた以前の機能と新しい機能を併せ持つことで今までのOSの操作性になじみ深いユーザーや、スマートフォン・タブレット等のタッチ操作に慣れている世代を同時に取り込もうという狙いがあるようです。
以前のOSというと今でも継続して使用している企業が多いWindows XPですが2014年4月8日でMicrosoftのWindows XPサポートが終了しました。サポート終了により最新のウイルス定義やセキュリティプログラムの配信が停止したためインターネットに接続することでマルウェアウイルスに感染しやすくなります。しかし、インターネットにつながっていなくても、ウイルスに感染する危険性はあります。
例えば自宅のパソコンや、ネットカフェなど共有の場所にあるパソコンでUSBメモリディスク等の記憶媒体使用しUSBがウイルスに感染していた場合、そのUSBをWindows XPのパソコンに接続することでパソコンが感染し、第三者によるパソコンの遠隔操作や情報漏えい等のセキュリティリスクに繋がる可能性があります。そのため、Windows XPを現在も使用している方は出来る限り早く新しいOSのパソコンに買い替えることをお勧めします。
しかし、Windows XP以降のOSであるWindows VistaやWindows 7もサポート終了の期限が刻々と迫ってきています。Windows Vistaは2017年4月11日、Windows 7は2020年1月14日にサポート終了予定です。サポート終了までにはまだしばらく期間がありますが、2020年東京オリンピックが開催される時にはもうWindows Vista、Windows 7ともにサポートが終了し、サポートされているOSはタッチ操作に主眼を置いたWindows 8以降のOSになります。Windows Vista、Windows 7のサポートが終了するまでの2~5年の間にWindows 8以降の操作性に慣れておく必要がありますよね。
またOSが変わることによって、今まで使用していたソフトやアプリケーションが使用できなくなる可能性があるため、現在使用しているソフトが新OSに対応しているかの確認や、新OSに対応していない場合にソフトを買い替える工程も発生する可能性があります。OSのサポート終了に伴うパソコン買い替えの検討は余裕を持ってお早目にされることをお勧めします。
そして、フィットネスクラブやスイミングスクール、ジムスタジオ等のスポーツクラブ様はパソコンのOSが新OSに変わっても対応しているかを心配する必要がなく、買い替えなしで半永久的に使い続けることができる会員管理サービスSLIM(スリム)を導入されることをお勧めします。
SLIMはインターネット上のSLIMログインページからログインし、インターネット上で会員管理を行えるシステムのため、OSの変更に伴って使えなくなるということがありません。つまり、新OSのパソコンに買い替えた際に、従来の会員管理システムのように新OS対応版のソフトを購入する必要がなく、ソフトを再インストールする必要もありません。
今後もOSが進化するたびにソフト入替の費用や手間がかかることのないよう、ずっと使い続けることができる会員管理サービスSLIMをぜひご利用ください。SLIMにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。