こんにちは。アイ・エス・アイソフトウェアーの東郷です。
2020年5月18日より「ASTERIA Warp Boxアダプター」の追加オプションの提供を開始しました。
「ASTERIA Warp Boxアダプター」とは、「ASTERIA Warp」とクラウド型のセキュアなファイル共有ストレージ「Box(ボックス)」との連携機能を担う専用アダプターです。
今回追加したオプションは大きく分けると3つです。
今回は、「ASTERIA Warp Boxアダプター」のオプション機能の活用方法をお伝えします。
追加されたオプションの中から4つのコンポーネントをそれぞれのフローに分けて順にご紹介させて頂きます。
※コンポーネントとは、フローの中である特定の機能を持って処理を行う単位のこと。
今回は、3つ目のBox内のファイルにメタ情報を付与するフローを試してみましょう。
今回使用するコンポーネントは
「MetaCreate」コンポーネントはBox上のファイルにメタ情報を登録することができます。
メタ情報とは、本体であるデータに関する付帯情報が記載されたデータです。「データのためのデータ」と説明されることもあります。
まずは、フローを見てみましょう。
このフローではBoxのPDFファイル「見積書_サンプル.pdf」にメタ情報を登録します。
Box内ではメタ情報がまだ登録されていないことが分かります。
では、実際にフローを動かしてみましょう。
フローを実行することにより、先ほどマッパーで繋げたメタ情報がBox上の「見積書_サンプル.pdf」に登録されたことがわかりますね。
このコンポーネントを活用すると、大量のファイルにまとめてメタ情報を登録することも可能です!
ファイルにメタ情報を付与することにより、ファイルを効率的に管理することができるため大変便利になりますよ!
次のBoxアダプター活用法では、今回付与したメタ情報を使って、Box内のファイルを検索する方法をご紹介します。
今回利用した「Boxアダプター」は、ASTERIA Warpシリーズで利用できる機能拡張アダプターです。
Boxアダプターを利用することで、複雑な開発をすることなくBoxとの様々な連携が可能となります。