社内間のコミュニケーションにおいて、ビジネスチャットを取り入れる企業が増えてきました。ビジネスチャットとは、個人向けチャット（例えばLINEやFacebook Messengerなど）がビジネス向けに改良されたものです。

社内間で1：1のチャットから複数人のグループチャットやビデオ会議など多様なコミュニケーションを取ることができます。また、セキュリティ面においても強化されており安心して利用することができます。

今回は、ビジネスチャットを導入すべきメリットとツールの選び方についてご紹介します。ビジネスチャットの導入を検討している方も他のビジネスチャットへの切り替えを検討されている方もぜひご参考ください。

1. ビジネスチャットのメリット

まずは、ビジネスチャットを導入することで得られるメリットについて説明していきます。

コミュニケーションが容易に取れる

これまでの社内のコミュニケーションツールと言えば、電話かメールが主流でした。電話でもメールでも相手の連絡先（電話番号、メールアドレス）を知っている必要があり、併せて発信の際に入力する手間も掛かるため、社内のコミュニケーションとしては少しハードルが高いものでした。

ビジネスチャットの場合は最初に全社員分の登録さえすれば、連絡したい社員を選択するだけで容易にチャットが始められ、社内の誰とでもコミュニケーションを取ることが可能になります。

多人数とのコミュニケーションにも最適

電話やメールは多人数とのコミュニケーションには向いていません。多人数とコミュニケーションを取りたい場合、会議やミーティングが設定され、社員の業務時間が奪われかねません。

ビジネスチャットは、チャット形式になっているため発言が一方通行にならずスムーズに話を進めることができます。何かの意見を求めるだけの会議が無くなり、作業効率アップに繋がります。ビジネスチャットの中には、ビデオ会議機能が付いているものもあり、チャットの流れからすぐにその場でビデオ会議を始めることもできます。

ファイル共有が簡単

社内で資料の確認依頼や共有をする際にもビジネスチャットが役立ちます。従来、添付容量を越えてしまいメールが送れなかったり、相手に印刷をして紙で確認してもらう必要があったりと自分が作成したファイルを他人に見てもらう時にも手間が掛かっていました。

ビジネスチャットの場合、添付容量が大容量なためファイルサイズが大きな資料も簡単に送受信することができます。また、チャット履歴に残るので該当ファイルがいつ送られてきたものかもすぐに把握することができます。

2. ビジネスチャットの選び方

ここまでビジネスチャットのメリットをご紹介し、その便利さについてお伝えいたしました。

この章では、ビジネスチャットの選び方についてご紹介していきます。ビジネスチャットには多くの種類があり、どれが自身の企業に合っているか判断するのは難しいです。選ぶポイントをご説明しますので、導入される際にお役立てください。

使用人数、用途を考えてみる

ビジネスチャットの導入を考える際に、まずは想定される使用人数を考えてみましょう。ビジネスチャットによって使用人数の上限が異なっており、全社員の使用かプロジェクトチームだけの使用かによって選ぶべきビジネスチャットも異なります。

次に、使用用途です。ビジネスチャットの導入でどういうことを改善させたいのかを考えてみましょう。例えば、「社内のコミュニケーションの活性化」や「プロジェクト連携管理」など使用用途に合わせてビジネスチャットを選ぶことも可能です。

機能、コストから考えてみる

各社ビジネスチャットによって機能が異なります。ビデオ会議機能が付いているものや、モバイルアプリがありスマートフォンからも簡単にアクセスできるものなどあります。使用用途に沿って必要な機能があるビジネスチャットを選びましょう。また、機能の多さや使用人数によってコストも変わります。各社サービスによってコストは異なり、中には無料（機能に制限があり）で導入できるものもあります。

3. LINE WORKSについて

「結局どのビジネスチャットが良いのかわからない。」「気軽に使えるものが知りたい。」という方におすすめなのが、「LINE WORKS」です。

LINE WORKSは、LINEと同じように操作できるビジネスチャットです。使い慣れた操作でビジネスチャットの導入が初めての企業にも気軽にご使用いただけます。

LINE WORKSの特徴についていくつかご紹介いたします。

パソコン・スマートフォン両方に対応

社内にいるときはパソコンで、外出時はスマートフォンでというように、場所を選ばずに社内間でコミュニケーションを取ることができます。

外出中の社員にも簡単に連絡することができ、スピード感を持って業務を進められます。また、チャットだけではなく、ビデオ通話も搭載されているため、状況に応じたコミュニケーションを取れます。

社外との連絡が簡単に取れる

LINE WORKSは社内間だけではなく、顧客（LINEユーザーに限る）にも連絡することができます。toC企業においては、企業担当者がLINE WORKSから顧客のLINEに連絡を取ることができ、営業活動に役立ちます。

1つのツールで社内外問わずにコンタクトを取ることができるのは、LINE WORKSならではの特徴です。

Bot機能で作業の自動化を実現

チャットボット（予め設定しておくことで自動で会話してくれる機能）を活用することで業務効率に繋げることができます。例えば、勤怠管理や会議室の予約などを予め設定することでチャット上で操作が可能です。勤怠管理画面をわざわざ開くことなく、打刻することができます。

このようにLINE WORKSはビジネスシーンをより便利にすることができ、業務効率を上げることができます。

ISIは、LINE WORKSのソリューション・インテグレーション・トレーニングにおけるサービスパートナーです。導入サポート、操作の基本トレーニング、運用サポートとLINE WORKSにおけるトータルサポートを行なっております。

LINE WORKSに少しでもご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。

4. さいごに

今回、ビジネスチャットのメリットとその選び方のポイントについてご紹介しました。

働き方が多様になった分、従来の電話やメールでは社内コミュニケーションが取りづらくなりました。簡単にコミュニケーションが取れるビジネスチャットについて一度導入をご検討してみてはいかがでしょうか？