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あなたもサイト制作者に!サイトが簡単に作れるCMSとは?

Webサイトの運用に関わろうとしているが、プログラミング知識やWeb知識がなくどう構築したらいいのかわからない・・

そんな方にオススメなのが、CMSです。

CMSは、Webサイトの作成・管理・更新が簡単に行えるツールのことで、いまや多くのWebサイトで活用されています。

今回は、そんなCMSについて基本的なことから、メリット・デメリットまでをご紹介いたします。

1. CMSとは

CMSとは、「Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)」の略で、
Webの知識が豊富でなくとも、Webサイトを構成するテキストや画像などのコンテンツ、デザインを簡単に作成・管理できるシステムのことです。

一般的にWebページを作るためには、HTMLやCSS、JavaScriptなどのコーディングが必要になってきます。

CMSでは、あなたが見たものをそのまま表現できるという意味の「What You See Is What You Get」「WYSIWYG(ウィジウィグ)エディタ」でページを作ることができます。

ウィジウィグエディタとはnoteやWord、PowerPointといった「エディタ上で表現されているコンテンツと実際に表示されるコンテンツが一致する」エディタです。

CMSでは、マークアップ言語やプログラミング言語を使わずともWebページを作成することが可能です。

2. CMSの種類

CMSは、「オープンソース型」「パッケージ型」「クラウド型」の3種類に分類されます。

オープンソース型

まずはオープンソース型の説明です。

ソースコードが公開されているCMSがオープンソース型CRMです。

様々なテンプレートやカスタマイズ、拡張機能が存在するので、自由度が高い上に表現がしやすくなっています。

オープンソース型CRMで出ているツールとしては「WordPress」が有名で、日本のWebページの約35%がWordPressから作成されていると言われています。

パッケージ型

次はパッケージ型です。

企業が開発したCMSのライセンスを購入し、自社サーバーにインストールして使うものをパッケージ型CMSと言います。

パッケージ型CMSは、企業での使用を想定して作られているため、初めからカスタマイズなしでWebサイト運営に必要な基本機能が備わっています。

販売企業からのサポートの手厚さが魅力的ですが、初期費用やライセンス費用がかかってしまうため、パッケージ型CMSの導入は安価なものではありません。

クラウド型

インターネット環境とブラウザさえあれば、CMSのインストールなしで使えるのがクラウド型CMSです。

CMSを提供する企業が管理するサーバーに保管することで利用できるため、サーバーの設定やセキュリティ対策が不要で手軽に活用することができます。

クラウド型CMSでは機能が固定されているものが多く、オープンソース型に比べカスタマイズが少なく自由度が低いことが懸念点として挙げられます。

CMSを活用してがっつりWebページを作成したいのか、お手軽にWebページを作成してみたいのか、自社の用途に合った型のCMSを検討するようにしましょう。

3. CMSのメリット

専門知識なしでWebページ管理ができる

Webページを新規作成する際や更新する際にはHTMLやCSSといったプログラミング知識が必要です。

しかしCMSを使うことで、見出しをつけたり文字に変化をつけたりするときにもHTMLなどを変える必要がなく、クリック1つでデザインに変化を加えることができます。

専門知識が不要であるため、誰でもホームページの更新ができるようになり、外部に更新作業を依頼する必要がなくなります。

また、Webページに更新が必要であっても社内で完結できるため、Webページ公開までの時間の短縮やコスト削減を見込むことができます。

Webページの新規作成・更新が容易にできる

一般的に使われるオープンソース型CMSには、テンプレートが豊富に用意されています。

テンプレートを用いることで、HTMLやCSSなどを使ったコーディングをする必要がありません。

また、Webページ内で共通して使うパーツはテンプレートで一括設定ができるため、複数人でページ制作を担当することとなってもデザインに差異のない統一したコンテンツを作り上げることができます。

4. CMSのデメリット

設定が困難な場合がある

初期設定や設定変更を行う際に苦労する場合があります。

CMSを使った更新作業は簡単であるものの、Webサイトの基本構造などを設定・変更する際には、簡単なWebの知識とスキルが求められる場合があります。

また、CMSでプラグインやテンプレートを活用するためには、機能と操作方法を覚えて使いこなす必要があります。

セキュリティ対策が必要

CMSは、通信環境とブラウザがあれば場所や時間を選ばず、サーバーにアクセスすることができます。

そのため、外部にパスワードが漏れてしまえば、不正なアクセスを受けたりWebサイトを勝手に改ざんされてしまうかもしれません。

ユーザーIDやパスワードといったCMSにログインするために重要な情報を正しく管理するようにしましょう。

CMSは、HTMLやCSSといった基本的な知識がない初心者でも、文章や画像の挿入さえできれば簡単にWebサイトの構築ができます。

設定をしていく際に知識やスキルが必要とされる場合もありますが、設定方法や操作方法に慣れてしまえば、時間をかけないWebサイトの作成が可能です。

Webサイト作成の際には、通信環境とブラウザがあればいつでもどこでも誰でも統一性のあるWebサイトの更新ができるCMSを利用してみてはいかがでしょうか?

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