皆さん、社内で何かデザインが必要な場合、自社で制作してますか?それとも、外部のデザイナーに依頼していますか?
ホームページTOPのバナー画像、SNSの投稿画像、顧客への提案資料など、デザインにこだわるのは企業をPR・ブランディングしていく上で重要なことです。
しかしながら、それらを制作する際に、都度デザイン業者に費用を支払って依頼している企業がほとんどではないでしょうか?
その背景としての多くは下記が原因だと思います。
- 社内にデザイナーが居ない。専属のデザイナーを雇うほどの業務がない。
- 自分自身では、illustratorやPhotoshopを使いこなせない。スクールに行くのにも費用が…。
- パソコンのペイント機能、PowerPointなどではいいデザインが作れない。
1つでも当てはまったあなたに、今回ご紹介したいのが、誰でも簡単にデザインが制作できる「Canva」というサービスです。
Canvaを使って社内でデザイン制作してみるのはいかがでしょうか?
Canvaとは
Canvaは、ブラウザ上で利用できるデザイン制作サービスです。
主な特徴として4つご紹介いたします。
無料で利用できる
デザイン制作における基本的な作業については無料*で利用できます。デザイン制作費用などを負担に感じられていた方からすれば、無料で使用できるのは魅力的ですよね。
*無料版の他にも、機能が大きくグレードアップするCanva Pro、Canva Enterpriseといったプランもあります。必要な機能に応じてプランを検討してみてください。
テンプレートが多彩に用意されている
Canvaには、作りたいデザインに応じて多彩なテンプレートが用意されています。
SNSのヘッダーや投稿画像、動画などバリエーションに富んだ種類のテンプレートが用意されているため、作りたいデザインに対して好きなテンプレートを選択して簡単にデザイン制作を行うことができます。
また、テンプレート以外にも写真やフォントが多数用意されており、自分で1からデザイン制作することも可能です。
商用利用が可能である
Canvaで制作したデザインは、一部範囲において商用利用*することも可能です。
例えば、下記においては商用利用が可能です。
- 自社のホームページに掲載する
- SNS投稿に利用する
- 広告、営業資料として使用する
- 名刺を配布する
*商用利用の詳しい範囲についてはコチラを参考ください。
これだけ利用範囲が広ければ、企業としても使いやすいですね!
パソコン、スマートフォンで操作できる
Canvaはパソコンだけではなく、スマートフォンからも利用することができ、それぞれで同じデザインを編集することができます。社内で制作したデザインを外出先からスマートフォンで編集することなども可能です。利用端末が限定的でないことも企業で使用する面では嬉しいポイントですね。
こんな業務の方におすすめ
実際に、企業のどんな業務の方におすすめなのかを挙げていきます。
社内の多くの方が、Canvaを使う場面に当てはまります。
SNS担当者
おすすめ業務1つ目はSNS担当です。
投稿に写真や動画は付き物だと思います。これまでは撮った写真だけを投稿していた方も、Canvaで編集することでバリエーションの幅が一気に増えます。
マーケティング、広報担当者
おすすめ業務2つ目はマーケティング、広報担当です。
自社のホームページ用バナーやWEB広告バナー、チラシ、ポスターの制作に活用できます。プロのデザイナーに依頼するまでもない少量配布のものはCanvaで自社制作するのも良いですね。
営業職
おすすめ業務3つ目は営業担当です。
営業職でデザイン制作ツールなんて必要?と思った方!Canvaは、営業職の方でも十分に使えます。顧客への提案、プレゼン資料や招待状の作成にCanvaは役立ちます。PowerPointを使って作っているという方もいつもとは違ったデザインに満足されること間違いなしです。
採用担当者
最後のおすすめ業務は採用担当者です。
新卒採用、中途採用で使用する企業案内のパンフレットや組織図の作成などもCanvaを使って作ることができます。
さいごに
今回、Canvaについてご紹介いたしました。
弊社でもCanvaを使用しており、デザイン制作に悩んでいる方に向けてこの記事を制作させていただきました。気になった方はぜひ一度Canvaをお試しください。
実際の操作方法についてはこちらの「マーケティング担当者が教えるCanvaの使い方-基本編-」をご覧ください。
Canvaを使用したくてもセキュリティ面や社内規定などで許可が下りない企業もあると思います。
Canvaは、ビジネスに限定したサービスではなく、個人でも利用可能なサービスです。
ご自身のデザイン、レイアウトの練習やアイデアのデザインメモ、SNSを彩るツールとしても使用できますので、ご興味がある方は個人でも利用してみてください。
また、Canvaを使用することで全てのデザイン制作が可能になるということではございません。当然、プロのデザイナーに依頼しなければならないものもあります。Canvaも併せて使いこなすことで、経費削減やご自身のデザイン制作におけるハードルを下げるといった点でCanvaを活用するメリットを感じていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。