ISIT

ヒューマンエラーをなくせ!工場 × QRコードが広がるワケ

最近、検査不正による製品のリコールや、異物混入による食品の自主回収など、製造業に関するニュースをよく耳にします。これらのトラブルのほとんどは人的要因、つまり「ヒューマンエラー」が原因となって発生していることをご存知でしょうか。
製造業では、原料の仕入から商品の発送までに多くの人間が関わります。多くの人間が関わる分、ヒューマンエラーによるトラブルが多く発生してしまうのです。

一般的に、ヒューマンエラーによるトラブルは、トラブルによる損害を見積もりにくいと言われています。しかし、些細なミスがリコールや自主回収などの大きな損失を招くことも少なくありません。お客様に安全な商品を供給するため、そして自社を守るために、「ヒューマンエラー対策に力を入れたい!」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ヒューマンエラーをなくす方法の一つとして、最近少しずつ工場に広まってきている「QRコードの導入」についてご紹介します。

QRコード導入はなぜ広まった?

なぜ、QRコードの導入が工場に広まってきているのでしょうか。

QRコードは、1994年に株式会社デンソーウェーブが開発した二次元コードの一種です。
開発当初は産業分野でのみ使用されていましたが、携帯電話での読み取りが可能になり、私たちの周りにも一気に普及しました。QRコードが開発されるまで、産業分野ではバーコードが一般的に使用されていました。

バーコードと比較して、QRコードには、次のような特徴があります。

大容量データの収納
バーコードが収納できる文字は英数字と記号のみで、情報量も英数字で20文字程度でした。そのため、バーコードに持たせる情報はキー情報のみで、詳細情報は別データとして管理するのが一般的でした。
それに対して、QRコードが収納できる文字は英数字、記号、漢字、カナ、バイナリであり、情報量も英数字で4296文字と数百倍の情報を収納することができます。つまり、キー情報だけではなく、詳細情報もQRコードに含めることが可能になっています。
欠損データの修復
バーコードが汚れていたり、破損したりしている場合、スキャンしても情報を正しく読み取ることができません。
それに対して、QRコードには汚れや破損に対してデータを修復する機能があります。最大で30%のデータを復旧することができるので、一部が汚れたり、破損しているQRコードをスキャンしても、情報を正しく読み取ることが可能になっています。

工場では、ひとつのキー情報について多くの詳細情報を扱います。また、汚れや破損が発生しやすい環境でもあります。
この「大容量データの収納」と「欠損データの修復」が、工場にぴったりマッチした結果、工場でQRコードの導入が広がってきているのです。

工場 × QRコードでヒューマンエラーゼロに!

工場では、どのようなQRコード活用シーンがあるでしょうか。

例えば、出荷業務。
出荷業務で起こりうるヒューマンエラーには、「出荷ミス」があります。注文商品とは異なる商品を出荷してしまう「出荷ミス」ですが、その原因の多くは、人間による出荷商品の取り違いです。

出荷伝票に書かれた商品と在庫場所に置かれた商品を見比べて、どの商品を出荷するのか確認を行っていきますが、確認を行うのは人間です。目視での確認ではどうしてもミスが発生してしまいますよね。

ここでQRコードの登場です!

今まで目視で行ってきた「出荷伝票と在庫場所の商品を見比べて、どの商品を出荷するのか判断する」作業を、QRコードの照合で行うように変えてみてはいかがでしょうか。
出荷伝票と在庫場所の商品に印字されたQRコードを読み取って照合し、商品が異なる場合には、画面上にエラー表示をすれば、出荷ミスを未然に防ぐことができますよね。QRコードは高速読み取りが可能で、英数字100字以下のデータなら、1秒かからずに読み取れるので、出荷作業の時間短縮にも役立ちます。

出荷業務を変えるQRコード導入

出荷業務を変えるQRコード導入を簡単に実現する方法のひとつとして、モバイル端末で使用できる「Unifinity」をご紹介します。

近年、工場へのスマートフォンやタブレットなどモバイル端末の導入は、当たり前になってきていますよね。実際にお使いの方も多いのではないでしょうか。
Unifinityは、誰でも簡単にモバイルアプリが作成できるツールです。
QRコード読み取り機能はもちろんのこと、カメラ機能やGPS機能など、様々な機能を備えている点がUnifinityの魅力です。

Unifinityはオフラインで使用できるので、無線ネットワークの環境がない工場内でも、簡単に導入できます。
QRコード読み取り機能を他の機能と組み合わせることで、さらに出荷業務が変わること間違いなし!

UnifinityのQRコード活用の詳しい内容は下の記事をご覧ください。
Unifinity ✖ QRコード読み取りで正確性UP!

まとめ

QRコードは、モバイル端末の普及とともに、私たちの生活に広まりました。
「大容量データの収納」と「欠損データの修復」という特徴を持ったQRコードは、多くの情報を管理する゛工場゛という環境に最適なのではないでしょうか。
度々ニュースで取り上げられるヒューマンエラーによるトラブルも、QRコードを導入することで、未然に防ぐことができます。

QRコードの読み取りは、Unifinityで実現可能です。
Unifinityに興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせください。

Share

メルマガに登録する

メルマガにご登録いただくと、ITに関する様々な情報をメルマガでお届けいたします。
個人情報の取り扱いに同意するの上、登録してください。