こんにちは!EAIソリューション部の久保寺です。
先日、インフォテリア株式会社様、株式会社ヴァル研究所様、日本電子専門学校様が主催する「駅すぱあとAPI」×「ASTERIA WARP Core」ハッカソンがあり、私も参加してきました!
エンジニアだけ参加してると思いきや・・・エンジニア以外の方も多く参加されていて、とても充実したイベントとなっていました!
ハッカソンとはなんぞや!
本題に入る前に・・・
ハッカソンという言葉に馴染みがない方もいると思うので簡単に説明させていただきます。
ハッカソンとは、ハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語です。
ここでいう「ハック」は、「上手に進めるアイデア」、「少しの工夫」といった前向きな意味でとらえられます。
ではなぜマラソンなのか。チームで集まってアイデアを出しながら、短期集中で開発を行うことから、マラソンという言葉がきたのではないかと言われています。
ハッカソンは、社内ハッカソンやオープンに参加者を募るハッカソンイベントが国内でも数多く開催されています。
ハッカソンではプログラマやデザイナーなどが、集まりチームを作り、与えられた課題&テーマに対し「1日でひとつのサービスを作り上げプレゼンする」のです。超短時間勝負です。ハッカソンでは、ただプログラミングが出来れば優勝!というわけではありません。ただの開発コンテストではなく、プレゼンの成果を競い合うのです。
新たな発想による企画力、それらを形にする技術力、チームにおけるコミュニケーションなど、サービス開発に必要なあらゆる能力が求められます。
また、短いプレゼンのなかでどう聴衆、審査員を引き込むかが勝負の分かれ目となります。
アイデア出しの4つのポイント
今回のハッカソンでは
13:00 |
Increments株式会社 及川 卓也 氏 「これからのエンジニアに必要なスキルとハッカソン」 |
13:30 |
駅すぱあとWebサービス、ASTERIA WARP Coreのご紹介 |
14:00 |
アイデア出し、グループ編成 |
16:00 |
グループワーク、開発 |
18:10 |
グループ発表 |
19:30 |
懇志会(審査発表、表彰) |
といったスケジュールとなっていました。
今回ハッカソンでとても印象的だったことはアイデア出しの際に心掛ける4つのポイントです。
①自分一人でアイデアを出す
②自分のアイデアを他人に発表する。その際に聞く側は必ず良いポイントを見つけ「それいいね!」と反応する
③ほかの方の意見を聞いたうえで再度アイデアを書き出してみる!
④アイデアにタイトルをつけ詳細書き、全員で全員の意見を見て良いアイデアには★をつけていく!
私のアイデアは上記のようになりました!★をもらうことは出来たのですが最終選考には残ることが出来ませんでした・・・
10数個も★をもらっている方もいて「あぁ~確かにそんなシステムあったら便利だな」とい思いました。
最終選考に残ったアイデアを見ていて感じたことがありました。
アイデア出しをする際には、駅すぱあとやASTERIAといった固定したものから少し離れて考えた方がアイデアは出るのかなと思いました。縛られて考えると狭まった意見しか出てこないですもんね!
いざ!本番!
アイデア出しが終わったら設計と構築にです!今回のハッカソンでは、設計1時間、製造1時間と時間が本当に限られており、時間との勝負でした。
チームは5~7人で編成されており、私のチームは7人、そして私のチームで作成したのは、「飲み会お開きタイマー」というアプリです。
このアプリでは、帰る駅と乗る駅、帰りたい時間、終電時間などを事前に入力し、飲み会会場に残り何分いることが出来るのかといった時間を表示します!
時間はタイマー形式でスマホ画面に表示させ、時間が近くなったら、アラート機能でお知らせするといったものです!
忘年会や新年会が控えるこの季節だからこそ、こういったアプリは欲しくなりますよね!
それでは設計にはいりましょう!・・・と意気込んだものの、設計経験がない私は最初の約30分は何も出来ずただ茫然とするばかり。しかし、UIを作成しようと話になったので、ここぞとばかりに立候補しました!
そして以下のようなUIを作成しました。
- 入力者ごとの時間を表示
- 個人宛に表示
UIを作成したことで、プレゼンにおいて審査員の方にシステムのイメージをしてもらうこと出来たのではないかと思います。
結果はいかに!
最後の最後まで諦めずチーム一丸となり作業にあたった結果、今回のハッカソンにおける1番の賞である「最優秀賞」を獲得することが出来ました。
まだ入社して日が浅い私は、他社の方とチームを組んで協同でシステムを組んでいく機会があまりないので、参加して良かったです!設計では力になれなかったものの、別の部分でチームに貢献できたと思います。
またチームメンバーの方々との助け合いがうまくできたからこそ、とれた最優秀賞だったのではないかと思います。
結果発表を受けて心から嬉しく、メンバーとハイタッチしていました笑
こういった経験を業務でも活かせるよう、日々精進していきたいと思います。
「チーム呑べえ」集合写真(1番左が私です。)