『独自システムからリアルタイムでスケジュール連携』
基幹システムからOffice365へスケジュール連携
株式会社ABC店舗
株式会社ABC店舗は、飲食店の「居抜き」物件を専門に取り扱っている不動産会社です。
居抜き物件を、ABC店舗がお借りし、入居者の有無にかかわらず、毎月の賃料を保証しております。
他にはないオリジナルの居抜き物件をご紹介し、低コスト・低リスクにより起業のハードルを下げ、年間300件以上の新規開業者の支援をしております。
事業計画策定から融資・内装工事・営業許可、人材、採用、仕入業者など開業に必要な全て、一貫してサポートしています。
お話を伺った方
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営業本部 情報システム部門 部長
稲毛 幸一さん
SFAパッケージからの脱却 -導入の経緯-
もともと営業活動は営業支援システム(SFA)を利用していました。スケジューラもSFAのアドオンを利用しており、リアルタイムな連携が可能でした。
利用していたSFAでは、Excelで加工しなければ思い描くようなレポートが作成できないことが課題となり、試行錯誤の上、営業活動機能を盛り込んだ販売管理システムをスクラッチで構築することになりました。しかしながら、スクラッチの販売管理システムとリアルタイムで連携が可能なスケジューラがなかなか見つからずに苦慮していました。現在自動でリアルタイムに連携できている1人1日5件以上の営業活動のスケジュールを二重登録させることや、タイムラグが起こってしまうことはパフォーマンスを大幅に落としてしまうことになります。
「リアルタイムに連携が可能」「現状のスケジューラの機能に見劣りしない」という条件のもと、API連携が可能なスケジューラを比較検討していました。
Office365を利用していたことから、Outlookの予定表機能を利用できないかと検討を重ねている中で、ASTERIA Warpのご提案をいただきました。
ASTERIA Warp Core+導入の効果
Office365 Outlook予定表のアドオンを利用することで、「現状のスケジューラの機能に見劣りしない」という条件はクリアしましたが、連携部分を独自に開発すると費用がかかることが大きな問題でした。
ASTERIA Warpをご提案いただいたときには、ほぼリアルタイムに連携が可能な上に、想定していた費用を大幅に下回ることに驚きました。今回のスケジュール連携だけでなく、今後システム間でのデータ連携の際にも活用できることも大きな決め手になりました。
ASTERIA Warpを導入して大きなメリットだと感じていることはやはり費用面が一番大きいです。当初想定した費用の10分の1程度で実現できました。
エラーが発生した際にはメールが届くようになっているのですが、検証環境で一度データ不備でエラーがありメールが届いた以来、メールは届いていないので普段は意識しないですが、しっかりと動いているのだと思います。
アイ・エス・アイソフトウェアーに頼んでみて
要件のヒアリングがすごくスムーズでした。1度の打合せしか実施しなかったのですが、お話した要件がすべて設計に反映してあり、すごいなと思いました。
スケジュールがもっている分類情報など、今後変更が発生する可能性が高い部分はパラメータファイルを変更するだけで対応可能な設計にしていただきました。
言葉の認識の齟齬で少しやりとりがうまく行かないこともありましたが、大変満足しています。
4月にお話させていただいてから6月中でのリリースまで圧倒的なスピード感で実現いただきました。
今後の展望について
大学の研究室と共同で購買活動パターンによる物件紹介のAIを開発しています。現時点では、AIが機械学習する元情報としてWebサイトのアクセスログの差分を送っていますが、リアルタイムにAIが機械学習できるようにAIのサーバーとデータ連携を図る仕組みを構築する計画です。
ASTERIAを使って、自分たちで構築できるように、ASTERIAのユーザー会や勉強会への参加を検討しています。
会社名 | 株式会社ABC店舗 ホームページ |
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所在地 | 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー21階 |
従業員数 | 55名(2018年12月現在) |
事業内容 | 店舗不動産の賃貸・サブリース / 店舗不動産の管理運営代行 / 店舗不動産の造作買取 / 飲食店の経営 |
※記載の会社情報、部署名、役職名等は取材時のものです。