Boxアダプター FAQ

ASTERIA Warp バージョンアップに伴うBoxアダプターの対応・設定ガイド

作成者: 株式会社アイ・エス・アイソフトウェアー|Oct 15, 2026, 12:20:45 AM

以下の内容について、ご確認をお願いいたします。


■ 重要 : 事前にご確認ください

ASTERIA Warpバージョンアップに伴い、Boxアダプターのバージョンアップも同時に実施される場合は、別途「ASTERIA Warp BoxAdapter バージョンアップマニュアル」も合わせてご確認ください。

また、Javaバージョンの異なるASTERIA Warpへバージョンアップする場合は、Boxアダプターのバージョンアップも必須となります。

■ Boxアダプターのバージョンアップ方法

ASTERIA Warpのバージョンアップ前のバージョン、バージョンアップ後のバージョンの組み合わせによって、バージョンアップ方法は次の3通りに分かれます。
計画しているバージョンアップの種類によって、適切な方法をご選択ください。

1.同じJavaバージョンのままオンラインバージョンアップ(※1)を行う場合

<該当する例>
ASTERIA Warp 2306(Java8対応)から、ASTERIA Warp 2406(Java8対応)へのバージョンアップ
ASTERIA Warp 2506(Java21対応)から、ASTERIA Warp 2512(Java21版※2)へのバージョンアップ

※1 : オンラインバージョンアップとはFSMC内の「システム」—「アップデート」—「システム」より、バージョンアップを行う方法を指します。詳細はASTERIA公式サイトなどをご確認ください。
※2 : ASTERIA Warp 2512はJava21、Java25の両方に対応しています。



<Boxアダプターの対応手順>
バージョンアップ時に、アダプター本体、定義ファイル、接続設定は自動的に引き継がれるため、対応は不要です。

2.Javaのバージョンが異なるバージョンへのバージョンアップを行う場合

ASTERIA Warpのバージョンアップ時に、Javaのバージョンアップが伴うケースです。

<該当する例>
ASTERIA Warp 2212(Java8対応)から、ASTERIA Warp 2412(Java21対応)へのバージョンアップ
ASTERIA Warp 2406(Java8対応)から、ASTERIA Warp 2512(Java25版※1)へのバージョンアップ

※1 : ASTERIA Warp 2512はJava21、Java25の両方に対応

<Boxアダプターの対応手順>
①既存フローの移行※3
移行ツールを実行し、既存フローの移行を完了させます。

②新バージョンのBoxアダプターを配置
フローサービス管理コンソールの[システム]-[アップデート]-[アダプター]より、移行先ASTERIA WarpのJavaバージョンに対応するBoxアダプターをアップロードし、フローサービスを再起動します。

③Boxアダプターのライセンスファイルと外部ライブラリを配置
Boxアダプターの製品ライセンス(isiBoxAdapter_License.txt)を、下記ディレクトリに格納します。

[DATA_DIR]¥system¥lib¥components

また、ASTERIA WARP Box Adapter ユーザマニュアル内の「5.1 外部ライブラリの追加」を参考に、対応する外部ライブラリを下記格納先フォルダに格納します。

格納先フォルダ : [DATA_DIR]¥system¥lib¥userlib

格納後、外部ライブラリの追加を反映させるために、フローサービスを再起動します。

④フローデザイナーの更新
フローデザイナーの[ツール]-[コンポーネント/マッパー関数の取得]より「isiBoxAdapter-xxxx.xxxx.jar」を選択して更新し、デザイナーを再起動します。

※3 : ASTERIA Warp 2406以前からASTERIA Warp 2412以降のJava21、Java25対応ASTERIA Warpへバージョンアップする際の既存フローの移行は、アステリア社から提供されている移行ツールを用いてバージョンアップする方法を指します。
詳細はアステリア社が公開している「ASTERIA Warp 環境移行ガイド」などをご確認ください。

3.オフラインバージョンアップを行う場合

オンラインバージョンアップに対応していない一部バージョンからASTERIA Warpのバージョンアップを実施する場合は、オフラインバージョンアップを行う必要があります。
詳細につきましてはASTERIA Warp公式サイトや、アステリア社が公開している「ASTERIA Warp インストールガイド」などをご確認ください。

<該当する例>
ASTERIA Warp 2412(Java21対応)から、ASTERIA Warp 2506(Java21対応)へのバージョンアップ

<Boxアダプターの対応手順>
Boxアダプターをバージョンアップしない場合は、特に対応しなくても問題なく動作はしますが、バージョンアップ後、フローサービス管理コンソールのアダプター一覧画面で、アダプター名の左側にある緑色のアイコンが表示されないケースが確認されているため、もし緑色のアイコンが表示されていない場合は念のため以下の手順を実施していただくことをおすすめいたします。

①新バージョンのBoxアダプターを配置
フローサービス管理コンソールの[システム]-[アップデート]-[アダプター]より、移行先ASTERIA WarpのJavaバージョンに対応するBoxアダプターをアップロードし、フローサービスを再起動します。

②Boxアダプターのライセンスファイルと外部ライブラリを配置
Boxアダプターの製品ライセンス(isiBoxAdapter_License.txt)を、下記ディレクトリに格納します。

[DATA_DIR]¥system¥lib¥components

また、ASTERIA WARP Box Adapter ユーザマニュアル内の「5.1 外部ライブラリの追加」を参考に、対応する外部ライブラリを下記格納先フォルダに格納します。

格納先フォルダ : [DATA_DIR]¥system¥lib¥userlib

格納後、外部ライブラリの追加を反映させるために、フローサービスを再起動します。

※オフラインバージョンアップ前のアダプターやライブラリがすでに残存しており、かつ今回Boxアダプター自体のバージョンアップを行わない場合は、再配置の必要はありません。

③フローデザイナーの更新
フローデザイナーの[ツール]-[コンポーネント/マッパー関数の取得]より「isiBoxAdapter-xxxx.xxxx.jar」を選択して更新し、デザイナーを再起動します。

■ Boxアダプター対応バージョン一覧

現在提供しているBoxアダプターのバージョンと、Javaバージョンの対応表です。
環境に合わせて、適切なバージョンのアダプターをご利用ください。

Boxアダプターバージョン 対応するJavaバージョン
isiBoxAdapter-1712-xxxx Java8
isiBoxAdapter-2412-xxxx Java21
isiBoxAdapter-2512-xxxx Java25


■ Boxアダプターバージョンアップ時のJson値暗号化対応について

最新のBoxアダプターでは、コネクションに設定するJson値が保存時に暗号化されるようになりました。
そのため、バージョンアップ前のBoxアダプターが下記の対象バージョンに該当する場合、対象バージョン以降のバージョンにバージョンアップするには、既存のコネクションを再設定する必要があります。

対象バージョン:
Java8対応版 : isiBoxAdapter-1712.2022以前
Java21対応版 : isiBoxAdapter-2412-1003以前
Java25対応版 : isiBoxAdapter-2512-1001以前

※Boxアダプターのバージョンアップ前後でJavaのバージョンが変わる場合も、こちらの対応が必要になることがあります。
例えば、Java8対応版から最新のJava21かJava25対応バージョンにバージョンアップする場合、バージョンアップ前のBoxアダプターがisiBoxAdapter-1712.2022以前のバージョンなら、既存コネクションの再設定が必要になります。

同様に、isiBoxAdapter-2412-1003以前のJava21版から、最新のJava25版にアップデートする場合も、既存コネクションの再設定が必要になります。

既存のコネクションの再設定の方法は、以下手順をご参照ください。

①JSON設定値の退避(バックアップ)
Boxアダプターのアップデートを実施する前に、既存のBoxコネクションに設定されているJson値をテキストエディターなどに貼付して退避する。

②Boxアダプターのバージョンアップ実施

③Json項目の再設定
バージョンアップ完了後、該当コネクションを開くとJSON項目が空欄になっているため、①で退避したJSON値を再設定して保存する。

■ IDなしバージョンから、IDありバージョンのBoxアダプターへのバージョンアップについて

一部、古いバージョンのBoxアダプターでIDなしバージョン(※)をご使用の場合、IDありバージョンにバージョンアップするにはコンポーネントの再配置とリコンパイルが必要です。

これは、処理対象のフォルダやファイルをIDで指定できるように仕様変更されたことにより、コンポーネントの出力ストリームに項目が追加されたため、出力ストリームの定義を新フォーマットに合わせるための措置です。

下記のコンポーネントで出力ストリームのフォーマットが変更されていますので、対象コンポーネントを使用しているフローについては、Boxアダプターのバージョンアップ後、コンポーネントの再配置とリコンパイルを実施してください。

対象コンポーネント:

  1. FileUpload
  2. FileSearch
  3. FileMove
  4. LinkGet
  5. MetaSearch

※IDなしバージョン : 処理対象のフォルダやファイルをパスでしか指定できないバージョンで、1712.04xx、1712.100xが該当。