昨今のご時世もあり、思うように自社商品の営業やPRが出来ずに苦戦されている企業様も多いのではないでしょうか?
そんな時、気軽に商品や企業を「周知・集客」できる始められるのがSNSを使ったマーケティングです!
この記事をご覧になっている方の中にもすでにSNSを運用されている企業様も多いのではないでしょうか?
SNSマーケティングの成果は思うように伸びていますか?
今回、改めて代表的なSNSの特徴をご紹介するとともに、あなたの企業に合ったSNSや効果のある運用方法も併せてご紹介していきます。
「自社でSNSを始めたいけど、何から始めればいいかわからない。」
「気軽に始められたのはいいけど、投稿が続かない、上手く活用出来ているかわからない。」
「効果が全く見えていない」
そんな方にぜひ読んでいただきたい内容です!
個人では使ったことがあるSNSでも企業で運用するとなると、どのSNSが向いているのか判断するのが難しいかと思います。
そんな方に向けて、まずは代表的なSNSの特徴を紹介していきます。
最大140文字以内で「ポスト」と呼ばれるメッセージが投稿できるサービスです。他のユーザー(アカウント)をフォローすることでその人のポストが表示されます*。
このようにユーザー同士で繋がり、コメント返信など行い交流することが可能です。
ポスト(メッセージ)がメインとなるため、業種・業界問わずにどの企業も始めやすく運用もしやすいSNSです。
*Xに変更後、フォロー中の人のポストだけ見られるタブと、おすすめのポストが見られるタブに分かれました。
写真や動画を共有することでユーザー同士でコミュニケーションを取ることができます。X(旧:Twitter)と同じように他のユーザーをフォローすることでその人の投稿した写真や動画が表示され、楽しむことができます。
投稿には写真や動画が必要なため、その映え方、魅せ方が重要になります。宣伝していきたい(自社)商品がある製造業、販売業の企業が比較的運用しやすいSNSです。
実名登録制を用いているSNSです。文章だけでも、また、写真・動画だけでも投稿が可能です。実名登録制のため、友人や知り合い、家族など現実に近い方と繋がりやすいです。
企業としてはFacebookページというビジネス用ページを立ち上げることで運用することができます。
X(旧:Twitter)やInstagramに比べて、公式な情報発信の場として運用されることが多いです。新商品・新サービスのプレスリリースや企業の社会貢献の紹介などがメインとなり、業種・業界問わず運用できます。企業のお知らせを発信する場として運用していくのが良いでしょう。
今回挙げたSNS中で一番歴史が浅く、15秒~数分の短い動画を投稿していくSNSです。
大きな特徴としては、動画がランダムで再生されていくことです。フォローされていないユーザーの画面にも表示されるため、広い範囲に見てもらうことができます。
これまで紹介したSNSと違って動画のみとコンテンツ制作に対してのハードルが高く、一方的な商品紹介や企業PRには向かないSNSになります。TikTok内のトレンドを上手く取り入れながら幅広いユーザー層をターゲットとしたコンテンツ制作が必要になります。
最後は、ブログサービスのnoteについてご紹介いたします。noteはSNSではないですが、多くの企業が活用しているサービスです。noteはブログを書いて公開するサービスがメインなのですが、そこにSNSのようなフォローして相手のブログの読者になったり、コミュニティを作ったりすることができるのが特徴です。
社内報のように企業の内部についての紹介、商品説明など、企業全般について発信することができます。
SNSのように限られた文字数やコンテンツだけでは伝えきれないものに対して発信していくのに適しています。また、自ら自社の取り組みや良さを発信することでセルフブランディングにも繋がりやすいです。
ここまで代表的なSNSについて簡単にご紹介いたしました。
ここからは、あなたの企業に合うSNSを見つけていきましょう!
気軽に始められるのがSNSです。そのため、最初は順調に投稿できていても途中から何を投稿してよいのかわからなくなり、関係ないことまで投稿するようになってしまいます。次第には、投稿することが目的となってしまい、何のためのSNSなのかを見失ってしまいます。
まずは、SNSを行う目的、行うことで達したいゴールを明確化するようにしましょう。
その際に、注意すべきなのがあまりに細かすぎる設定にしないことです。細かすぎる目的、ゴール設定をしてしまうと、長期的なSNSの運用が難しくなってしまいます。
メーカー企業を例としてゴールを挙げてみます。
SNSを行う目的:企業と自社商品の認知度アップ。
ゴール:SNS経由での売上をアップ。
このように、SNSを行いたい理由としてどういう背景・経緯があるのか、またSNSを通じて企業としてどうしていきたいのかを社内で話し合い、目的とゴールを設定しましょう。
次に、どのSNSを始めるのかを考えてみましょう。
そこで大事になってくるのは、「企業の事業内容」と「SNSを行う目的」です。
企業の事業内容によって、ある程度SNSの相性が見えてきます。
例えば、自社商品などの有形商材を製造するメーカー業の場合、写真・動画をメインとするInstagramが投稿しやすくなります。一方で、IT企業やサービス業など無形商材を取り扱う企業では、Instagramは不向きになり、Twitter,(note)などの文字が主体のSNSの方が向いています。
このように、企業の事業内容と各SNSの特徴との相性を考えることが大切です。
また、「SNSを行う目的」によっても運用すべきSNSを見つけることができます。
例えば、SNSを行う目的が「企業の認知度を上げたい」という場合、投稿するのは自社の商品だけではなく、社内の様子や取り組みなどになります。その為、InstagramよりもX(旧:Twitter)やFacebook、noteなどの方が自由に表現できるため、投稿しやすいです。
このように、「企業の事業内容」と「SNSを行う目的」にSNSの特徴を当てはめると、運用すべきSNSがどれかなのか見つけやすくなります。
商品の魅力や企業のPRポイントを投稿する際に、伝えたいことが一方通行にならないように注意してください。ただ伝えたいことを写真や文字にして投稿してしまうと、消費者には単なる宣伝だと受け取られてしまいます。
それを防ぐためには、単に商品、企業の良い部分をまとめるだけではなく、消費者にどういうメリットがあるのか、どういう時に利用できるのかなど実際のイメージを持たせるように表現することが大切です。
商品の魅力を伝えたい場合は、利用イメージ・使用イメージを持たせることで購買に対する距離感をぐっと縮めることができます。また、企業のPRポイントを伝えたい場合は、働いている社員のイメージや会社の雰囲気を感じてもらうことで好印象を与えられます。
SNSのフォロワー(ファン数)を作る上で必要なのはリアクションを取ることです。
企業のSNSとなると、一方的な投稿だけになりやすいです。SNSはコミュニケーションを取る場であるため、投稿だけではなくリアクションを取っていくことが必要です。
自分の投稿に対してコメントやいいね!といったリアクションが付いていれば、それに対して返信やいいね!を返します。自社についての投稿してくれているアカウントにコメントやいいね!といったリアクションを取りに行くことも良いですね。
そうすることにより自社を認知してもらうことに繋がり、ファンになってもらいやすくなります。
最近では企業アカウント同士で交流をはかり、繋がるケースも増えています。
一方的な発信だけではなく、1つのコミュニティとして考え、コミュニケーションを取るように意識しましょう。
SNSは地道に運用し続けることで自社のマーケティングに活かすことができます。しかしながら、いきなり商品が売れ始めることもあれば、その反対に企業が炎上してしまうこともあり、急激に状況が変化することもあります。そのため、運用については細かく決めることが重要となります。
また、運用に決まった型や方法はなく、企業によってベストな運用方法が異なります。まだSNSを始めていないが興味はあるという企業様やなかなかSNSのフォロワーが伸びない、困っているといった企業様がおられましたら、ぜひ、ISIにお問い合わせください!
ターゲット層の設定から適切なSNSの運用方法までご提案させていただきます。