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皆さん、お久しぶりです!なっちゃんこと江村夏海です。
突然ですが、皆さんはたこ焼きお好きですか?
私は、みかんの次にたこ焼きが大好きです。
先週末は、食い倒れの名物街「道頓堀」で
たこ焼き屋さんを6件も廻っていました!
ということで今回の工場見学は・・・
大阪では一家に一台の必須アイテム!!たこ焼き器製造工場を見学しよう
家庭用たこ焼き器を世間に広く普及させたルーツともいえる山岡金属工業さんにおじゃましました。
外観は小さな町工場のようですが、たこ焼き器だけでなく、
喫茶店のサイフォンコーヒーメーカー、焼肉屋さんでよく見かける無煙ロースターなど、
いずれも業界で高いシェア率を誇る製品を多く製造されている会社さんです。
もちろん、たこ焼き器も負けず劣らず様々な種類が陳列されています。
今回はたこ焼き器のなかでも関西トップブランドであろう
「ヤマキンのたこ焼き器」
の製造過程を、大阪の血が騒ぐ和歌山人がお伝えします。
プレートの土台となる金属の組立てを行います。
ヤマキン専用の「タコ焼器用ロボット」なるものがあり、従来、5~6人がかりで行っていた金属部分の加工ラインを、このロボットの導入によって大量生産を可能にしたそうです。
ヤマキンのたこ焼き器は基本的にガスを使用します。
ホースで元栓とたこ焼き器をつなぎ、火力の微調整が可能です。
この過程では、できあがった土台の火口に対して着火・燃焼テストを人の目で行っていました。
生地を流し入れる穴ぼこのあいたプレート部分は三重県の鋳物工場で生産しているそうです。
テスト過程をクリアした土台にプレートを装着し、足ゴムを装着します。最後に箱に詰めて完成です。
工場見学の最後に、「たこ焼きミュージアム」という館の見学がありました。
ちょぼ焼き、ラヂオ焼き、イカ焼きなど、たこ焼き器の仲間たちがたくさん見られます。
製造ラインの細部まで見学させてもらえた上に、会社の安定性や製造ノウハウなども説明いただき、非常に充実した工場見学でした。
この工場の面白いところは、
製品や技術が全てフルオープン!
撮影OKのミュージアム化しているところです。
ものづくりに夢を託して「夢工房」と名付けられている、全社丸ごとミュージアム化された工場では、至る所に社長さんのものづくりに対する愛が感じられます。
その愛あってか、1956年(昭和31年)に創業されてから、山岡金属工業さんは今だかつて赤字を出したことがないと自信を持って話されていました。
おうちで手軽に、みんなでわいわい、楽しくたこ焼きパーティができるのも
こういった製造業さんの、ものづくりに対する愛情があったからこそなんですね!
アイ・エス・アイソフトウェアーでは、製造業約90社のお客様へのインタビューをレポートにまとめました。 他社は業務の効率化に向けてどんな取り組みをしているのか、コスト削減など、ヒントになる情報がきっとみつかります。ご興味のある方はぜひご一読ください。